2008/05/12

☆連休を旅して☆

母を四日間、ショートステイに預けて、五月の連休に連れ合いと久々に旅に出かけた。先ず南房総に1日遊ぶ。cloud

エキゾチックな感じのする館山駅前と滞在した白浜のホテルcamera

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シーサイドガーデンと目前に広がる太平洋。ただそこにいるだけでほっとするようなくつろぎと海女漁によるアワビ、サザエ、伊勢えびの海の幸を堪能したいのが目的だったけど、料理はイマイチ。でもまあ、満足満足。happy01

館山駅に送迎車が来ていて、ホテルまでの35分ほどを70代とおぼしき翁がドライバー兼ガイドをしてくれた。よどみなく、しかもユーモアに満ちた語りで館山の里見城の歴史や白浜のシンボル白亜の野島埼灯台や、いかに芸能人が多いかを家族を含めて事細かに説明してくれた。この頃、物忘れが激しくなった私は、この翁の記憶力に脱帽sign03感動すら覚えた。heart04

次は、京葉線、武蔵野線、常磐線の乗り継ぎを駅員さんに聞きながら柏のホテルに移動する。train  2月に亡くなった叔父のお焼香にいとこの家へ。亡くなって遺品を整理していたら私宛の封書が出てきたのでと渡された。私と娘の三十数年前の写真が数枚入ってい017 て、手紙を添えて投函しようと思ったのだろう切手が貼られていた。mail

私の家にはない写真だった。とても懐かしくしみじみと見た。lovely

翌日、ホテルから電車で5分ほどの所にある新柏の孫に会いに。里帰り出産して帰ってから2ヶ月ぶりである。5月5日の子供の日。ちょうどお食い初めにあたり娘がお赤飯を炊き、煮物、茶碗蒸しを作りお刺身やインターネットで求めた鯛の焼き物もありちょっとしたご馳走。たった2ヶ月会わなかっただけなのに、表情も豊かになりずっしりと重くなっていた。命の重みを感じながら、殺めたり捨てたりされる命もあることを思うと心が痛んだ。053

たった3日間だったけど、私にとってはとても癒された旅だった。昨年の暮れに娘が里帰り出産で家に来てから、大掃除やお節作りなど動きに動いて倒れてしまったこと、その後「腰椎すべり症」になり、身体を庇う余り転んで膝や手を痛めたり、新しい包丁で指を切ったり、本当に満身創痍の中で日々を過ごしたことが遠い日のごとく思い出される。辛い日々を乗り越えるといつかいいことがあるのね。そんなことを実感させる旅だった。

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2008/04/22

近況報告にかえて

大変長いこと、ご無沙汰致しました。実は、ブログを再開しようと決意するまで迷いに迷い、行きつ戻りつしながらようやく本日、心が定まったところです。ブログを一度中断したら、もう長いこと再開せずにいる人々を、何人か知っていますが今、その方々の気持ちが痛いほどよくわかります。中断すると、ブログを続ける意味がわからなくなっちゃうんですよね。think

008 背を押してくれたのは、小さい苗木から五年経って今年初めて花を咲かせてくれた黄色のモクレンと去年植えて今年花が殖えてくれた黄色のカタ010 クリの花でした。皆さんにぜひお見せしたいと・・・・・・・・特に珍しい黄色のモクレンが花を咲かせてくれたのは望外の喜びでした。sign03

さて、私がブログを休んだきっかけは、娘の里帰り出産の世話だったのですが、一月七日の予定日が大幅に狂って二十一日に吸引分娩で女の赤ちゃんが誕生しました。簡単に言えばそういうことですが、そこに至るまでは大変なドラマがありました。このことはいづれまた。ところで昨年の暮れ頃から腰の痛みが感じられ、日増しに歩けなくなるくらい痛くなったので新年早々整形科に行って来ました。レントゲンを撮ったら4番めと五番めの腰椎がずれていることが判明。病名は「腰椎すべり症」。聞いたことありますか?右側の尾てい骨から足まで痺れて痛みがあり、中腰になったり、咳、くしゃみでも歩けなくなるほど痛むんです。神経に障るんでしょうね。同じ姿勢をしていたり、手を伸ばしても痛みが走ります。医者はずれた骨は治らないけど痛みはとれてくると言います。筋肉がつくことにより骨を押さえるのでしょうね。筋肉をつけるためにプールで歩くことを勧められました。赤ちゃんの世話って中腰が多いでしょ。今振り返ってみても娘が滞在した3ヶ月は辛いものがありましたね。痛いとも言えないし・・・・・・・そういう時って重なるもので、私が一番お世話になった千葉の叔父が亡くなり、本来なら飛んで行かねばならないのに赤ちゃんはいるし腰は痛いで・・・・・・優先順位に迷いましたが結局弔電を送り、はるかに冥福を祈るのみでした。shockこのゴタゴタの時に東京の某出版社から私の十数年前歌誌に発表した短歌を目にしてとても感動したのでぜひ本に載せたいという依頼が飛び込み、ことわっても電話やファックスがきて、もう面倒になり承諾してしまったり・・・・・・・・・なんて言う事もありました。

今まで健康が取り柄だった私は、年齢も考えずにいくつも仕事を持ち、動きっぱなしでしたが、腰を病んで初めて慎重にゆっくり動くようになりました。前だったら走ってバスを追いかけましたが、今は一つ見送ってもいいようになりました。腰の痛みは確かに憂鬱で、痛み止めの薬やコルセットをつけたりすることも厭ですが、前向きに考えるとすべてに慎重に行動するようになったことは良かったのかも知れません。それに何と言っても嬉しいことは腰の痛みが少し和らいできたようなのです。前はベットから起きる時に何かに手を添えないと立てませんでしたが、今はゆっくりすれば立つ事が出来ます。ブログを再開しようという気持ちになれたのもそんな明るさが見えているからかも知れません。何はともあれ今後もよろしくお願い致します。sun

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2007/12/03

ブログはしばらくお休みします。

ブログでお知り合いになった皆様、娘が来年1月7日の出産のためわが家に帰って来ました。まるで引っ越してきたかのようなすごい荷物を持って。約2ヶ月ほど滞在致します。私の日々のリズムが大幅に狂って来ました。この際、新しい命の誕生に向けて1つに集中していきたいと思いますのでしばらくブログはお休み致します。ブログを通じて得たものも多く、大変お世話になりました。少し早いですがどうぞ良いお年をお迎え下さいませ。また来年、お会いできたらと思います。

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2007/11/24

お金は教育する道具

教育の ために使ってと ふるさとへ 十億円を 媼寄付したり

Image005 最近のニュースで感動したことが2つある。1つは月探査機「かぐや」のハイビジョンカメラによる「地球の出」。月に隠れていた地球が闇の中から徐々に青色の姿をみせてくる様子は、不思議でとっても神秘的。あの鮮明な青色に私達の住む地球を汚してはいけないと心底思ったものだ。今回は、もう1つの感動したニュースを取り上げてみたい。

いつの世もお金にまつわる事件は多い。詐欺、盗難、強盗、万引き、殺人、賄賂・・・・・・中にはお金のためならなんでもするとネットで殺人を請け負っている者さえいる。特にこの頃は拝金主義がまかりとおって幸せはお金で買えると思っている人もいる。嘆かわしい世だ。そういう私も、もっと慎ましやかな生活をすべきではと反省している。

Image003 そんな折八十八歳の米寿の記念に、生まれ故郷の足柄市に十億円を寄付したという老婦人のニュースを見た。しかも教育のために使ってと・・・・・・・・十億円ですよ。!!何と潔い行動だろう。人間は、お金がたまればたまるほど出し渋るものだ。小切手じゃなく現ナマで十億円のお札の束が関係者の前に積まれた。老婦人が言うには、「このお金はこの日を目標に節約し、切り詰めて貯めたもの。教育のために生かして欲しい」と。何でも高校の教師を退職した後、ご主人(数年前に亡くなられた)と起こした会社が成功してその財産の一部のようだ。前にも五億円を自分の住む街に贈り、福祉センターが建てられたという実績もあった。子供はなく、姪や甥は20人ほどいるが、財産を譲るつもりはない、苦労なく入ったお金はただ、使われるだけだからとも。家の中を見せられたが、テレビや冷蔵庫も昔のもの。古いものを修理し、使えなくなるまで使うそうだ。お金は必要だけど、重要じゃない。何に使うかが大切だとも。座右の銘とも言える言葉は「塵も積もれば山となる」「情けは人の為ならず」そうだ。

自分が好きだという老婦人は、八十八歳とはおもえぬほど若々しく凛としていてとっても正しく綺麗な日本語を使っていた。脱帽である。ちなみにもう貯めないそうである。

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2007/11/10

新しい機器2つ

ファックスの 修理頼むに わが機種は 部品なきとふ まだ使へるに

11月を迎えたと思ったら、もう10日。時の流れの速さに今更ながら驚いている。だってカレンダーはあと1枚。気持ちが煽られてしまう。ブログもこんなに長く中止していたのは初めてのような気がする。なにせ雑用が次から次へと・・・・・・

002 つい最近、友人からファックスが来た。大切な内容なので私が待っていたものだ。ところが真っ白。なんとそそっかしいこと。きっと原稿のセットを間違えたのだろう。というのも先日生協で買い物をしていた時、車のキーが落ちていたのを拾って係りに届けた。私の電話と名前をと言われて紙にメモしたのだが、落とし主がご丁寧にファックスで礼を言ってきた。マジックペンのはっきりした字で。こちらのフアクシミリは受け入れOKなのだから、友の方の機器か、扱いがおかしいのだとすぐ電話する。いつものとおりしたんだから間違えるはずはないけどと言いながら友はまた送ってくれた。ところがまた真っ白。字が薄いのかしらと何度か試してくれたけどやっぱり駄目だった。

・・・・・・・ということでガイダンスを読みながら、インクは?汚れは?と全部試したがとうとう文字は出てこなかった。メーカーに電話したらその機種はもう修理するにも部品がないという。まだ7年しか使っていないというとそれだけ使えば十分と言わんばかりで結局新しく買い換える羽目に。乱暴に使用したはずないのに耐用年数ってそんなもんなの?でも新しいファックスはディスプレイに内容が表示されるので大切なものだけ印刷すればいいので記録紙の無駄がなくていい。

008 ついでに14年前に購入した冷蔵庫の電気が点いたり消えたりするし、冷凍保存が弱くなったような気がするので大きい冷凍冷蔵庫に買い換えることにした。ところがこれが大変で・・・・・夏に親類から送られた何十本のトウモロコシを半分は人にあげたけど残りを茹でたり、粒にして袋に入れてたくさん冷凍してあるし、食パンや栗、魚、肉などもうびっしり。冷蔵庫が運ばれる寸前まで冷凍にしておきたかったので・・・・・・業者が古い冷蔵庫を持っていこうと布を持って立っている前であわてて中のものを取り出し、新しい冷蔵庫を運んでくるまでに掃除機をかけ雑巾掛けをして・・・・・綺麗にした所に冷凍冷蔵庫を置いてもらう。勿体無いと何でも詰め込んでいた物を、友人の結婚式で帰って来ていた娘が惜しげもなくボンボン捨ててしまった。そんなにゴミを出して環境にも悪いというと娘いわく。「自分がダストボックスになってどうする!」

粗大ゴミを出したくないのでなるべく機器類は長く大切に使いたいのだが、掃除機も洗濯機も寿命が近づいている。もう少し長く部品を保存しておいて!!

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2007/10/22

りんどうは 野に咲き人を 押しのけず

表情なき 教師と思へど 別るる日 児童の前に 涙止まらざりき

003 2,3日前、自宅の範疇からは少し離れた隣町の病院に母の薬を取りに行った。その帰り、向かい側の歩道に渡ろうとしたら信号が赤だった。私の前に一人、青になるのを待っている人がいる。横を向いた顔を見た時「あっ」と思って一瞬逡巡したけど声をかけなかった。

もう20数年経っている。少しふっくらとしたあの頃より、ずっと細くなってジーパンの足がとても長く見えた。赤いジャンバーが白い顔に映えていた。買い物の帰りらしい。私は相手が後ろ向きなのをいいことにバックスタイルを眺めながら「しっかり主婦しているんだ」と妙に感慨深く見つめていた。

彼女は私の娘が小学校3、4年の時の担任だった。色が白くて、埴輪のような顔という印象を受けた。いつ会っても無表情で笑った顔を見たことがなかった。多分、他の母親達も同じ印象だったと思う。その頃、私は「親と子の良い映画を見る会」の事務局に関っていて上映運動を続ける中で先生方にも協力を頂いていた。「太郎せんせとわらしっ子」という実在の校長先生をモデルにした教師と子供らの絆を描いた作品の上映会の時、思い切って担任に観る事を薦めた。その映画のシーンに家庭と仕事に悩む女教師の問題が取り上げられていたからだった。多分、この先生も?土曜日だったので保育所から引き取った後、息子を見てくれる人がいないので・・・・と言う。それでは私がお守りをしましょうということで10ヶ月の赤ちゃんを負ぶった。赤ちゃんを負いながらチケットをもぎる私を仲間らは変な感じと笑ったけど、でも先生は2時間ほどをゆっくり観られたと思う。

Rindou3 後日、娘を介して丁重な感謝の手紙を頂いた。とっても美しい文字で。手紙にはとても感動したこと、仕事と家庭の両立に悩んでいたけど、あの映画を観て勇気付けられたので切れ目までは頑張ってみたいなど心情が書かれてあった。最後に「りんどうは野に咲き人を押しのけず」という俳句が心に残ったと・・・・・・・・これは和紙で作った卒業証書に太郎先生が子供たち一人一人の性格を俳句に詠んだもの。たくさんの俳句の中で私達も一番気に入ったものだ。         

先生はその後、二人目の子を身籠った時、退職された。特約で。つまり三年内に戻れば、また教師を続けていられるという約束で。でも先生は戻らず、教職を断った。時々、新聞の投稿欄に名前を見るが、三人の子に恵まれたらしい。無表情な先生だと思っていたが、子供らに別れを告げた日泣いて言葉にならなかったことを思い出す。「りんどうは 野に咲き人を 押しのけず」は先生にふさわしいのかも知れない。

秋は人を感傷にさせるらしい。思い出に浸りながら色づく街路樹の下を歩む。元先生に声をかけるべきだったろうか。

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2007/10/10

黄花コスモス

みはるかす 園のひとところ 菜の花と 見紛ふほどに 黄のコスモス咲く

。秋になると日本中で見ることのできるコスモス。名前はギリシャ語で“飾り、美しい”の意味だそうだが、とても丈夫な花で、一度栽培すると以後毎年こぼれたタネが育って秋に花を楽しむ事が出来る。もう10年ほど前、たまたま通ったアパートのグリーンベルトに黄色のコスモス数本を見た。今でこそ黄色い花弁の「イエローガーデン」は珍しくなくなったがあの当時、私は初めて見たと思う。でもこの黄のコスモスはなかなか増えずいつの間にか消えてしまっていた。それ以来、いつか黄色コスモスを見たいと思い続けて来た・・・・・・・・・・

041_3先日、新聞で黄色のコスモスが満開だという記事を見て体育の日に早速行って来た。車で1時間ちょっとの所にある広い広いみちのく杜の湖畔公園。入園料400円。駐車場のフェンスから黄色の花が一面はるかに続いているのが見える。連れ合いが「あっ、菜の花!」と叫ぶ。今の時期菜の花が咲いているわけがない。私はコスモスだと わかっていたがなるほど知らない人は菜の花と思うかも知れない。

003_3 公園の中に入って花畑と記されている標識に従うと目の前に一面黄色の絨毯が広がった。延々と続く黄色コスモス。唖然としてしまった。こんなにあると感激も失せてしまう。同じ黄色の絨毯でも向日葵や菜の花だと隙間がなく見事だと思うが、コスモスはちょっと迫力がなくて・・・・・・3,4本風に揺れているほうが風情があっていい。折角楽しみに来たが、ちょっとがっくり。手前にもとりどりの色のコスモスがあったので写真に撮る。

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近頃はコスモスも改良されて珍しい色や種類もずっと増えている。コスモスは1色よりもとりどりの色が混じって群生して咲くのが楽しいし、綺麗だ。そして優しい気持ちにさせてくれる。黄色コスモスの群生を初めて知り、いい経験になったがやはり黄色一色は何かがちょっと足りない・・・・・・・と私は思うのだが・・・・・・・黄色1色にした訳でもあるのだろうか。

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2007/10/01

その女優の名は?

観客ら 総立ちになりて カーテンコール 九回続けたり ミュージカル終えて

007 ともかくともかく、久しぶりに和み、癒され、感動した舞台だった。心に染みるミュージカル・ナンバー。「命の大切さ」という全体を貫くテーマを支える躍動感あふれる力強いダンスの数々・・・・・・・   先日、劇団四季のミュージカル「夢から醒めた夢」の千秋楽の舞台を観た。カーテンコールは実に九回に上った。赤川次郎の原作ということでどうかなと思ったが、幽霊になって死後の世界にいくというファンタジーの世界にすっかり引き込まれた。

010 元気でやさしい、主人公の少女ピコは”夢の配達人”と名乗る男に出会う。男に言われるまま閉園後の遊園地に入ったピコは、はかなげな少女マコと知り合う。実は彼女は幽霊。事故で命を落としたマコは、ひとり残された母が心配で、まだ霊の世界に行けずさまよっていたのだ。「母を励ます為、1日だけ自分と入れ替わって」というマコの願いをピコは受け入れる。マコの替わりに霊界に行ったピコは、その霊界空港の待合室で「光の国」行きの白いパスポートを持つ美しい魂の持ち主たちや生前に罪をおかしたり人を悲しませたためグレーのパスポートしかもらえず、働きながら罪の汚れが洗い流されるのを待つ霊たちと知り合い、愛と生きる事の素晴らしさを教えられる。翌日、再びピコとマコが入れ替わる時が来て・・・・・

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私は全く霊の世界を信じないけど、霊界空港、パスポート、光の国とピコが辿る夢の旅路はユニークな発想で何だか死後の世界があるような錯覚を覚えた。勿論、私は白いパスポートを貰って”光の国”に行きたい。

実を言うと私がとても感動し、ブログに残したいと思ったのはピコを演じた女優さんのこと。情感あふれる歌唱力、美しくはつらつとしたダンス、愛らしい笑顔。ショートパンツから伸びた長く、まっすぐな足。立った時の姿勢の良さ。学生時代、仲良しだった友人に瓜二つであたかも若き日の友の夢を見ているようだった。名残惜しく、女優さんの経歴を知りたくて帰り際にロビーでパンフレットを買った。ところがピコ役には4人の名があり、素顔の写真も載っていたが、今日の舞台を演じた人がわからなかった。似ているような違うような・・・・・・地下鉄の中でもひたすらパンフレットと首っ引きでいたら、お気に入りの傘を車内に置いてきてしまった。

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2007/09/24

気力

にはかなる 首相の辞任に  驚きぬ 心病みし由か その無責任は

003_3 何年か前に100歳を越えて亡くなられた長寿の双子の姉妹、きんさん、ぎんさんが「長生きの秘訣は?」と聞かれて「気力」と答えた時、納得したのを思い出した。生きるということは、本当に大変な事。しんどいと思ってばかりいると心まで病んでしまう。

昔、あるマラソン大会に出場したことがあった。10月なのに凄く暑く、疲労困憊して棄権したくなったけど気力で走り続けて表彰を受けたことがあった。やる気を推し進める「気力」。心を病んでしまえば気力も失せる。

このたびの安倍首相の突然の退陣表明は、国民の誰もが驚いたと思う。新内閣がスタートしたのが八月二十七日。それを受けて九月十日には臨時国会が始まり、安倍首相はこれからの国政の報告を述べる所信表明をした。退陣表明は九月十二日。既に所信表明したのに、誰もがエッ?無責任、敵前逃亡等と困惑した。辞めるんだったら、何故参院選に大敗した時じゃなかったの?

008 何かの時に、いみじくも田中真紀子氏が言ったことが残っている。やっと歩き始めたお坊ちゃまがパパの靴を履いてヨタヨタと右へ右へと歩いて行くようだ・・・・・・・と。「美しい国」という国民にはよくわからない抽象的な言葉とあわせてこの内閣は長くないなと思ったけれど、辞める時期を誤った。国会空転10数日何十億の損失と無駄な時間が流れたが昨日福田総裁が誕生し、難題を抱えながら間もなく新内閣が発足するだろう。

一連の流れの中で安倍首相は、国民はじめもろもろに多大な迷惑をかけ不信を招いた。機能性胃腸障害との病名で入院中だが、生命に別状はないのだからあの退陣表明は時期として異常である。私も凄く腹が立ったが、もしかしたら心神を病んで気力がすっかり失せているのではと思った。気力が失われたら誰が何を言っても駄目だということがはっきりわかった。時として気力は体力をも支える。朝青龍より重症じゃないかと思う。病気とはいえ、醜態を演じたのだから議員で居るのもどうかと思うが・・・・・・・・・一国の首相は強靭な心と身体、傍らに良きブレーンが必要だということがこのたびの事でよくわかった。

003 012 今庭に咲いている花。上からゼフランサス、カクトラノオ、ハナザクロ、ムクゲ、シロヒガンバナ  右下 シュウメイギク

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2007/09/10

えっ、そうだったの?

新聞に 載る慣用句の 使ひ方 わが誤用ひとつ ありしを恥じたり

先日、文化庁が実施した国語に関する世論調査で、多くの慣用句が誤った言い回しで使用されていた実態が新聞に公表された。             

          慣用句の使い方を問う

  • 混乱した様子・・・・(×)上や下への大騒ぎ (上を下への大騒ぎ
  • そう思い通りにいかない・・・・(そうは問屋が卸さない (×)そうは問屋が許さない
  • 夢中になって見境がなくなる・・・・(×)熱にうなされる (熱にうかされる

          慣用句の意味を問う          

  • 役不足・・・・(×)本人の力量に対し役目が重すぎる (本人の力量に対し役目が軽すぎる
  • 流れにさおさす・・・・(傾向に乗って勢いを増す行為 (×)傾向に逆らい勢いを失わせる行為
  • 気が置けない・・・・(相手に遠慮しなくてよい (×)相手に遠慮をしなくてはならない
  • ぞっとしない・・・・(おもしろくない、感心しない (×)恐ろしくない
  • やおら・・・・(×)いきなり、急に (ゆっくりと

慣用句の使い方では、誤った「上や下への大騒ぎ」「熱にうなされる」は正解を上回った。慣用句の意味を問う質問では、大方が誤った方を選んでいた。文化庁国語課は「大半の人が逆の意味で使っている言葉もある。本来の意味をもう少し意識するようになって欲しい」と嘆いている。(今年2~3月、全国の16歳以上の男女約3400人を対象に実施、1943人から回答)

常日頃、日本語に対しては少なからず関心を持っていた私だったが、この年齢になるまで長いこと誤用して来た語句があったことに衝撃を受けた。それは「やおら」という言葉。余り使わないが、どこでどう間違えたか今まで(いきなり、急に)と逆に使っていた。ああ、恥ずかしい。誰も注意してくれなかったのだろう。今日までそう覚えてきたのだから。それから「ぞっとしない」という語句は東京都知事が使用していたが、私はその時初めて知った言葉だ。さすがに作家はいろいろな言葉を知っているものだ。日本語はむずかしい。今更ながら語彙力の貧しさを恥じている。

003 わが家近くのトウカエデの並木と公園のサンゴジュ、ハギなど初秋の風景009 008_2

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